フランス発の人気冷凍食品、ピカール(picard)。
おしゃれで美味しいメニューが豊富で、日本でもジワジワ人気が出ています。
一般的にはパン、パスタ、スイーツなどが人気ですが、実はピカールだけで本格的なフランス料理のコースができるんです。
実際に我が家でピカールだけでフレンチコース仕立てにしたところ、夫も「こんな美味しい料理を家で食べられるなんてビックリ!」と感動していました。
この記事では、ピカールを活用して、おうちで本格的なフレンチコースを楽しむ方法を紹介します。
ピカールを含めて、簡単に美味しいおうちご飯を楽しむ方法を「簡単にオシャレなおうちごはん~ミールキットの活用でおもてなし料理も~」で紹介しています。ぜひ、見てみてくださいね。
タップできる目次
- 1 フランス発の冷凍食品ピカール(picard)とは?
- 2 ピカールでフレンチコース料理!食前のおつまみ、冷前菜、温前菜、メイン、デザートがすぐに完成
- 3 おすすめのピカール活用方法
- 4 ピカール活用の注意点
- 5 まとめ|ピカールを使って「おうちフランス料理」を楽しもう
フランス発の冷凍食品ピカール(picard)とは?
表参道を始め、首都圏を中心に出店を進める人気店ですが、実は公式サイトの通販で取り寄せることが可能です。
商品は、全品が冷凍食品!
そして(ほぼ)全品がフレンチというところが、他社とは一線を画します。
つまり、とても簡単に、おうちでフランス料理を楽しめるということなんです!
↓こんな感じで届きます。
メニューは多彩です。
食前のおつまみやパイ、サラダ、スープ、温菜、魚介に肉、フォアグラ、そしてデザートまでフルに揃います。
フルコースにすることも簡単ですよ!
ピカールでフレンチコース料理!食前のおつまみ、冷前菜、温前菜、メイン、デザートがすぐに完成
早速、ピカールを使ってフレンチコース料理を作る方法を紹介します。
食前のおつまみ、冷前菜、温前菜、メインと、デザート5品をコースにするイメージでご覧下さい。
12 Petites Corolles(食前のおつまみ 3種類の小さな花冠12個)
ディナーの始めに、シャンパンを片手にいただきたい一品です。
チーズをベースとしたトロッとした食感の中身を、春巻きの皮のような薄くてパリッとした素材でくるんでいます。
一つ一つは小さく、一口でパクッと食べられます。
見た目が華やかで可愛らしいので、パーティーなどでも喜ばれると思います。
同じ味が4つ×3種類入っていますので、2~4人で食べるのがお勧めです。
シェーブルチーズと玉ねぎのコンフィ
一つ目は、シェーブルチーズと玉ねぎのコンフィ
焼いたシェーブルチーズのほくっとした感じがします。
玉ねぎのふんわりとした味と、ふわっとしたとしたチーズの甘みが美味しいです。
ほんのり甘みを感じるので食べやすく万人にオススメできるお味です。
南仏のシラー(赤ワイン)にぴったりでした。
トマト、ズッキーニとモツァレラ
二つ目は、トマト、ズッキーニとモツァレラ。
口に入れた瞬間に、トマトの香りがふわっと広がります。
トマトのピザのようなお味。
一つ目のシェーブルチーズと比べるとチーズの味は控えめ。
ただ、チーズのおかげでふわっとした食感を楽しめます。
シェーブルチーズとミント
三つ目は、シェーブルチーズとミント。
春の草原を思わせるような、爽やかなミントの味が広がります。
残念ながら本日飲んでいたシラーにはあわず......。ロワールの白ワインが欲しくなるところです。
3つともに共通しているのは、皮がパリッとしているのに、中はチーズがとろとろのホクホクで、複雑な食感を楽しめること。
どれも美味しいのですが、私が一番好きなのはシェーブルチーズと玉ねぎのコンフィです!
一番味がマイルドで、ほんのり甘みを感じるので食べやすく、(シェーブルチーズが嫌いな人を除いては)多くの人に勧められる一品です。ほくっとした食感で幸せな気持ちになれますよ。
調理は簡単です。
箱から出したら、プラスチックのケースに入ったまま、オーブンに放り込んで待つだけ。
180℃までの耐熱素材だそうなので、間違ってこれより高い温度で焼くとプラスチックが溶けてしまうので、気をつけて下さいね!
4 tartares de saumon à la ciboulette(アトランティックサーモンのタルタル)
次は冷前菜です。
サーモンは塊がごろっとしていて、食べごたえごあります。
味はあっさり、サーモンの味を生かした作りです。
サーモンから滲み出る旨味がたまらないです。
そのまま食べても良いし、クラッカーでパテにして食べても!
白ワインに合わせて食べたいですね。
冷蔵庫で数時間溶かすだけなので、前菜に便利な一品です。
Fondants, tomate, fromage de chevre, courgette(トマト、シェーブルチーズ、ズッキーニのフォンダン)
とてもフランス料理らしい、温菜です。
シェーブルチーズがメインになっているので、好きな人にはたまらないです。
全体が、ホクッとした食感に仕上がり、ナイフで切りながら食べる料理です。
口に入れると、層になっているズッキーニ、シェーブル、トマトがとろけて混ざり合います。
シェーブルとトマトのジューシーさと酸味が強いのですが、ホクホクした食感のためか、何の料理なのか不思議な感じがして、非日常感たっぷりです。
一箱に2つ入っているので、2人で食べるのがお勧めです。
作り方は、これまた簡単。
パッケージから出して、クッキングシートを敷いた鉄板に載せ、オーブンで25分です。
上記の小さな花冠と一緒にコースにして食べる場合、オーブンが競合するので、2つの料理の間に一つ別の前菜を入れると良いでしょう。
ピカールはオーブン料理が多いので、食べながら焼ける反面、競合してしまうので、工夫が必要です。
Colin d'Alaska a la bordelaise(アラスカ産タラ(切り身)ボルドー風)
メインとして、主役を張れるメニューです。
タラなので、パッと見ワクワクしない人が多いかもしれませんが、このメニューはピカールの中でもイチオシに美味しいので、是非試してみて下さい。
お魚はとろとろのホクホクです。
固さは全くないので、お皿によそうのに菜箸では無理なほど。
スプーンですくって移してあげて下さい。
タラにとろっとしたソースがかかっており、これが柔らかい魚に絡んで不思議なハーモニーを醸し出します。
そして、上にかかっているパン粉が、カリカリに焼けて、ホクホクの魚とは真逆の食感で舌を楽しませてくれます。
こういう、食感の複雑さは、まるでレストラン料理みたいです。
メインとしては、一箱でちょうど2人分くらいになります。
作り方は、2パターンあります。
オーブンで焼くのがベストではあるのですが、なんと、55分かかります(本格的ですね!)。
先にワインを飲みながら、オーブンで放置できるので、最後の料理にしましょう。
その日のオーブン料理がこれだけなら良いのですが、この前の温菜もオーブンの場合は、少し大変です。
その時は、レンジで15分を採用して下さい。
正直に言うと、オーブンで焼く方がトロトロに仕上がって美味しいのですが、レンジで温めたものも十分お店に出せるお味です。
8 mini baba au rhum(ミニババ・オ・ラム)
最後にデザートです。
カステラが砂糖とラム酒を吸い込んでいて「ザ・フレンチデザート」という感じです。
フランスのお菓子「サヴァラン」に似たお味がしますね。
フレンチコースの締めにふさわしく、デザートまで本格的で美味しかったです。
おすすめのピカール活用方法
ピカールは、誰でも簡単に、フランス料理が用意できるところがスゴいです。
メニューによっては、そのままレストランに出せそうなものもあります。
特にパイ類は圧巻ですね。プロの味をそのまま再現できるので、さまざまなシーンで活躍します。
ホームパーティーなどの「おもてなし料理」に
一つには、おもてなしやホームパーティーに使うと良いですね。
いくつかの料理は自分で腕をふるいつつ、さりげなくピカールも使えば、あっという間にたくさんのメニューが出来上がりです。
おしゃべりを楽しんでいる間に、オーブンで勝手に焼けるのも、パーティー向きと言えるでしょう。
おうちワインのお供に
もう一つには、家でワインを開ける時にぴったりです。
ワインに合うつまみを自分で用意するのはなかなか大変ですよね。
コンビニや出前では、合うものがありませんし、全部自炊するのも大変です。
そんな時の救世主がピカールです!
冷凍庫に常備して、「あー今夜のつまみをどうしよう......」と思ったら、ピカールの出番です。
我が家でも、「もう一品、つまみを足したい!」というときにピカールが大活躍しています。
ピカール活用の注意点
ピカールは手軽に本格料理ができる優れものですが、注意点があります。
ピカールはオーブン調理がほとんど
ピカールの料理は、オーブン調理がほとんどだということ。
ですので、お家にオーブンがあるかどうかは非常に重要です。
実は我が家では、ピカールを食べたい一心で、最新型のオーブンレンジを導入しました。
それくらいの価値があります。オーブンレンジを導入して、ピカールを常備するようになってからQOL(生活の質)が圧倒的に上がりました。
オーブンなしでも楽しめるメニュー
とはいえ「さすがにオーブンを買うのはハードルが高い......」という人もいるはず。ここでは、オーブンなしで楽しめるピカールのお勧めメニューを紹介します。
Crevettes à l'huile d'olive au persil et à l'ail(小エビのガーリックパセリ風味)
- フライパンを温め、袋の中身を入れて、ふたをして中火で加熱します。
- 調理時間目安(150gで8分)の半分ぐらい経過したら、ふたを開け、軽くかき混ぜる。
- えびに熱が十分通ったら出来上がり。
冷凍したエビをフライパンに投げ込んでで炒めるだけでOK。美味しいエビのガーリック炒め
ワインおつまみが欲しいときにも便利です。
Linguine au pesto rosso(トマト、カシューナッツ、バジルのリングイネ)
- 必要な量を取り出しフライパンにいれる。
- 大さじ2杯の水を入れて(500gの場合は大さじ4杯)、フタをして中火で加熱。
- 温まってきたら、焦げないように時々かき混ぜながら温める。
フライパンにパスタと水を入れて温めるだけで完成します。お味の方も、お店で出せるクオリティです。
他のパスタもフライパンや電子レンジで簡単に作れますよ。
まとめ|ピカールを使って「おうちフランス料理」を楽しもう
ピカールは、おうちで簡単にフランス料理が作れるのがポイントです。
オーブンで焼くだけ、炒めるだけのものがほとんどで、料理が苦手でも全く問題ありません。
- 日頃からワインに合うつまみを用意するのに困っている方
- おもてなし料理を簡単に作りたい方
などにおすすめです!