高級ミールキットのTasty Table~ワインに合わせたライフスタイルに~

数々のミールキットがありますが、その中でも最高峰!と言える決定版があります。

それがTasty Tableです!

おうちで、(比較的)簡単に手作りの豪華料理が作れます。

 

まるで、レストランのよう。

おもてなしやパーティーにもぴったりですよ!

我が家では、週末のおうちワインのお供に、近所のレストランに行く替わりにリピートして使っています。

 

 

Tasty Table以外にも、おしゃれなおうちごはんを楽しむ方法を「簡単にオシャレなおうちごはん~ミールキットの活用でおもてなし料理も~」にまとめたのでチェックしてみてくださいね。

Tasty Tableとは?~高級ミールキット~

Tasty Tableが登場したのは、2016年頃。我が家はサービス開始当時から利用しています!

ミールキットの常識を覆すようなコンセプトでした。

「自宅でレストランのような食卓を囲む」というところがポイントで、手抜き料理としてのミールキットを、一段高いところに進化させてくれたのは衝撃でした。

 

有名シェフレシピで二品のコース仕立て

前菜とメインの二品、使いきりの材料とレシピが一緒に届きます。

 

どのメニューも、間違いなくワインや美味しい日本酒が欲しくなること間違いなし、レストランでそのまま出せそうなメニューです。

 

 

有名店のシェフがレシピを監修しており、毎週3~4種類の異なるメニューが出ます。

洋食が2~3種、和食か中華も必ず入ります。

 

調理法や味付けが、レストラン仕込みの本格派

Tasty Tableが美味しいのは、レストランが使う食材で、レストランの調理法で作るからです。

たとえば。

本格的な調理法や味付け
  • ソースの中にアンチョビやケッパーが入っている
  • エシャロット(西洋の玉ねぎ)でダシを取る
  • オーブンで焼いたお肉から出た肉汁をソースに使る

    美味しくて当然ですね!

     

    ただし、そのぶん作るのも大変です。

    我が家では、夫婦2人がかりで作っても一時間かかることも珍しくありません。

    手際の良い方ならもう少し短縮できるでしょうが、下ごしらえなども多く、時短で作るのは難しいです。

     

     

    ぐるめ
    手間をかけてでも美味しい料理を作りたい時に使いましょう。

     

     

    Tasty Tableのおすすめメニューは?

    Tasty Tableは、毎週メニューが変わります。

    一度出たメニューは、二度と見ないこともありますし、見るとしても何ヵ月も先のことです。

     

    ですから、あのメニューが食べたい!という使い方は向きません。

    毎回、違うメニューに出会えることを楽しみにしましょう。

     

    メニューの選び方のコツ

    メニューの写真を見て美味しそうなものを選ぶのはもちろんなのですが、他に気を付けるポイントがあります!

    それは、調理の手間をチェックすることです。

     

    Tasty Tableのメニューは、調理にかかる時間に大きなバラつきがあります。

    平均的には、料理の得意な人が手際よく一人で作って60分強ですが、中には90分くらいかかるものや、20分でできるものもあります。

     

    この調理時間を、注文する前にチェックするのは重要です!

    メニューに目安の時間が書いてあるのですが、正直あまりアテにはなりません(笑)。

     

    それよりも、事前に公式Webで見られる、作り方の行程を見る方が確実です。

    自分なら何分かかりそうか、想定をつけておくと良いでしょう。

     

    Tasty Tableのオリジナルレシピは時短が多い

    有名シェフのレシピの他に、毎回一つ、Tasty Tableのオリジナルレシピがあります。

    大抵の場合、20-30分程度で作れる時短メニューになっています!

     

    例えば、ポルケッタがほぼできた状態で届いて、表面を焼くだけとか。

    お味の方は、有名シェフメニューよりは若干劣るのは仕方ありませんが、手早くそこそこのディナーが欲しい時には、ピッタリです。

     

     

     

    Tasty Table 過去のメニューを紹介

    Tasty Tableでどんな料理が食べられるのか、早速ご紹介しましょう。

    作る過程のどこが難しいのか、イメージもお伝えできればと思います。

     

     

    若鶏のシャスール風|グラタンドフィノワ

    渋谷のフレンチ「モノリス」の石井剛シェフのレシピです。

    メインはシャスール風(フランス語で漁師)。きのこやエシャロットでできたソースを、こう呼ぶそうです。

    副菜は、フランス・ドフィーネ地方の郷土料理のグラタンです。

    メインのお味〜複雑なソースの味がレストランのよう〜

    鶏は柔らかくて、ほろっとほぐれる感じ。それでいて鶏の皮の脂がジューシーで旨味が口の中にジュワッと広がります。

     

     

    上にかかっているトマトベースのきのこソースは、さまざまな素材が混じり合った複雑な味わいでレストランで出てくるソースみたいです。

     

    口の中に入れると玉ねぎの甘みを感じ、奥の方にはハーブの爽やかな香り。口全体にふわっと広がります。

     

    付け合わせのパスタは、ぱっと見シンプルですが、パセリとバターの味が香るので、イタリアンというよりフレンチの味わいです。

    主菜のソースと合わせると、美味しい!複雑なソースの味に幸せな気持ちになります。

     

    副菜のお味〜ほくほくのジャガイモと濃厚チーズ〜

    生クリームとチーズを使ってグラタンを作っていますが、オーブンで焼いたクリームの上部がフレッシュチーズのような味になっていました。

    フレッシュチーズと焦げたとろけるチーズが混じり合ったような、濃厚なお味が非常に美味しい。

     

    さらに!

    チーズの下にあるジャガイモが、ほっくりしているのに驚きました。

     

    ジャガイモって温め方が足りなくて硬い部分が残っていると残念な気分になりますし、逆に温めすぎると形が崩れてしまいます。

     

    それが、形がしっかり残っているのに、ほくっとしているんですよね。フォークで刺すとちょうど良い硬さ。

     

    特別なものを使っているわけではなく、市販の普通のメークインだと思います。弱火で6分煮た後でオーブンで10分焼いているのですが、この工程が絶妙なのだと思います。

    「さすがプロの技!」と唸りました。

     

    エレガントなブルゴーニュワインをグラス500円で合わせる幸せ

    今回、料理に合わせたのはブルゴーニュの村名ワイン「ルイジャド フィサン(2015)」です。

    メインのトマトソースと合わせると、ソースがワインの複雑味を引き出してくれます。トマトソースにバターが入っているので、酸味とコクの二重の味わいを感じる、ザ・マリアージュという感じです。

     

    このワイン1本4000〜5000円のレベルです。東京のレストランで飲むと、グラスで1000円〜1500円はするはず。

     

    実はこのワイン、「AUTHORITY」というオンラインのワインショップで3本1万円で購入したんです。1本あたり3333円、グラスにすると500円ちょっとです。

     

    こういうエレガントなブルゴーニュを、グラス1杯500円で本格フレンチに合わせられる。

     

    ぐるめ
    ワインラバーにとって、Tasty Tableは力的なんですよね。

     

    作り方

    さて、料理の作り方を紹介します。

    下の材料を見てもらうと分かるように、繊細な味付けを実現するためにたくさんの調味料が使われています。

    その分、やはり工数はかかってしまいますね。

     

    我が家では、夫婦二人で調理に55分かかりました。

     

    若鶏のシャスール風
    材料
    *鶏もも肉
    *タリアテッレ
    *玉ねぎ
    *しいたけ
    *しめじ
    *舞茸
    *トマト缶
    *白ワイン
    *薄力粉
    *にんにく
    *唐辛子
    *チキンブイヨン
    *バター
    *タイム
    *ローリエ
    *パセリ
    *塩
    *胡椒
    *オリーブオイル

    〈作り方〉

    玉ねぎ、にんにく、パセリはみじん切りに。きのこ類を良いサイズに切ったりほぐしたりします。

    フライパンでお肉を焼きます。皮目をパリっと焼いて、全体に色がつくくらいにします。

     

    オイルに、にんにくと唐辛子で香りを出したら、玉ねぎを炒めます。

    そこにお肉と白ワイン、ホールトマト缶を入れ、ハーブと一緒に煮込みます。

    別にきのこを炒めてから加え、鶏肉を取り出してバターを加え、きのこソースを作ります。

     

    タリアテッレ(パスタ)を茹でて、味をつけます。

    お皿に盛りつけて完成です。

     

    グラタンドフィノワ
    材料
    *じゃがいも
    *シュレッドチーズ
    *生クリーム
    *牛乳
    *バター
    *にんにく
    *塩
    *胡椒

    〈作り方〉

    じゃがいもをスライスします。

    鍋に、じゃがいも、牛乳、生クリーム、塩、胡椒を入れてクリーム煮にします。

    耐熱容器に入れて、チーズとバターをかけます。

    オーブンで10分焼いたら、完成です。

     

    イベリコ豚肩ロースのアリスタ~香草焼き~|トレヴィスとバルサミコとくるみのサラダ

    こちらは、Tasty Tableの中では比較的時短でできる簡単メニューです。シンプルな料理になりますが、満足度は高い仕上がりでした。

     

    メインは、イタリア・トスカーナの伝統的おもてなし料理です。

    イベリコ豚の表面はこんがりと焼けて、中はしっとり。

    副菜は、トレヴィスという苦味のある野菜のサラダです。

     

    メインのお味〜良いお肉をシンプルに焼く幸せ〜

    メインの豚肉は柔らかいのに、しこしこする歯応えです。

     

    味付けはシンプルに塩とハーブ。

    良いお肉をシンプルに焼くのって良いですよね!

     

    塊肉をオーブンで焼いているので、お肉の表面は香ばしく、中はギリギリ火が通っているピンク色というバランスで、プロっぽい仕上がりでした。

     

    ポテトはちょっと焦げていて香ばしい。豚の肉汁に浸かっているので濃厚なお味です!

     

     

    副菜のお味〜カリカリチーズ、くるみ、ピンクペッパーの複雑な食感と味〜

    副菜はトレヴィスのサラダです。味は違いますが、キャベツのような食感です。

    基本の味付けはバルサミコ酢で、カリカリのチーズ、くるみ、ピンクペッパーが混ざった食感。味のベクトルも違うので、複雑な味がします。

    使っている食材の種類が多いわけではありませんが、複雑な味わいがするのは食感が混ざっているからだと思います。

    お料理に合わせたパン〜Pan&のクルミパン

    料理に合わせて、冷凍パンのPan&を合わせました。コンプレ・ノアというクルミのパンで、フレンチ系の料理にとても合うんです。

     

     

    東京のデパートで人気のメゾンカイザーというフランスのパン屋さんのクルミパン、パン・オ・ノアにとても似ているな、と思います。

     

    Pan&について詳しく知りたい人は、オシャレにおうちで焼きたてベーカリー!冷凍パンのPan&(パンド)も見てみて下さいね。

     

     

     

    カリフォルニアのロマネ・コンティ「カレラ」と一緒に

    合わせたワインは「カレラ」、「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれています。

     

    香りはラズベリーや日当たりの良い地域特有の明るさを感じます。その中にも、しっかりした味がしそうな重みを感じます。

    開けた時には酸味がありましたが、30分ほど経つと丸みのあるとろっとした味わいになります。アフターは長く、土くささや僅かな枯れ草の風味がします。舌全体に脂がまとわりつくような感じもするしっかりした感じ。

     

    付け合わせのポテトとも、ワインの酸味がよく合います。

     

    ぐるめ
    ワインと合わせると、お料理と合って幸せでした。

     

     

     

    副菜のサラダとワインを合わせると、チーズとバルサミコの奥の方にある旨味や甘みを包み込むような感じでよく合います。

     

    このワイン、料理の満足度を2倍くらいに引き立ててくれました。ワインと合わせると、並のレストラン以上の満足度を得られました!

     

     

    作り方

    このメニューは、比較的時短な「Tasty Tableオリジナルレシピ」です。

    お肉は焼くだけ、サラダはちぎるだけ、になっています。

    オーブン待ちの18分があるのでそこは短縮できませんが、我が家では45分で完成しました。

     

    時間はそれなりにかかりますが、副菜は10分で完成しますしメインもオーブンの待ち時間があるので、ゆとりを持って調理できました。

     

    イベリコ豚肩ロースのアリスタ~香草焼き~
    材料
     *イベリコ豚肩ロース
     *白ワイン
     *ローズマリー
     *セージ
     *にんにく
     *じゃがいも
     *塩
     *胡椒
     *オリーブオイル

    〈作り方〉
    塊のまま焼くので、中心に火が通るように「1時間前から」室温で常温に戻します。

    (これを忘れると、中が半生になりますので、注意を!)

    じゃがいも、ローズマリー、セージ、にんにくを切って、オーブンは180度予熱へ。

    じゃがいもをフライパンで焼きます。

    次に豚肉も強火で、表面に焼き色をつけます。

    ポテトの上に豚肉を置いて、調味料やハーブと合わせてオーブンに投入します。

    180度のオーブン18分で完成です。

    トレヴィスとバルサミコとくるみのサラダ
    材料
     *トレヴィス
     *くるみ
     *シュレッドチーズ
     *バルサミコ酢
     *ピンクペッパー
     *塩
     *胡椒
     *オリーブオイル

    〈作り方〉
    トレヴィスは手でちぎります。

    クルミは粗目の刻みで。

    フライパンにチーズを並べ、火にかけます。

    溶かしてカリカリチーズを作ります。

    ボウルに、トレヴィスと調味料を混ぜて味をつけます。

    器に持ったら、カリカリチーズを割ってチラシ、ピンクペッパーを散らして完成。

     

    Tasty Tableの注文方法

    Tasty TableはWebでの都度注文です。

    会員登録していなくても、注文できます。

    ⇨Tasty Tableの公式HPを見る

     

    価格は2人で5000円〜買えます

    メニューによって価格は異なります。

    一番多い価格帯は、2人前で5000円前後です。

    時々、高級食材を使った特別メニューが出て、8000円以上することもあります。

    一度に2つのメニュー以上頼むと、送料が無料になります。

     

    配送地域は、本州と四国

    北海道、九州、沖縄は、現在配送の対象外です。

    発送地が東京のようで、賞味期限の関係から、翌日に届く場所に限られるそうです。

     

    Tasty Tableは高い?~コスパを検証~

    ミールキットで、一食5000円だと、迷う方も多いと思います。

    何度も食べてきた筆者の視点で、その価値があるのか検証します。

    Tasty Tableはレストランよりもずっとお得

    我が家では、近所のレストランに行く代わりにTasty Tableを食べます。

    月に数回のペースですね。

     

    同じくらいのレベルの料理が食べられる、近隣のレストランと比べれば間違いなく安いと言えます。

    メインのお肉だけで、一人前で2000円くらいするレベルの料理になるからです。

    一時間の労働が、その価格差に見合うかが重要ですね。

     

    おうちワイン派には断然お得

    コスパにダイレクトに影響するのはこちらかもしれません。

    レストランでは、ワインはショップ価格の2~3倍で提供されます。

    いくら料理が美味しくても、それに見合うワインを気軽に開けるわけにもいきません。

     

    おうちワインは、圧倒的に安くワインが飲めるので、ワイン好きな方なら「おうちで飲みたいなー」と思うはずです。

    そんな時に、Tasty Tableの価値が出ます!

     

    料理は本格レストラン並みのレベルで、良いワインを安く開ける。筆者のように、レストランであればグラス1杯1000〜1500円するブルゴーニュの村名ワインを、500円ちょっとで本格フレンチに合わせることもできます。

     

    ぐるめ
    おうちでレストランの料理と、良いワインを合わせるのは幸せです。

     

    そこまで考えると、Tasty Tableって、レストランより断然お得なのがわかると思います。

    Tasty Tableは、特に、ワインが好きな方におすすめです!!

    まとめ:Tasty Tableでおうちをレストランにしよう

    Tasty Tableがあれば、おうちでレストランのような素敵なご飯が食べられます。

    特に、おうちワインを楽しむ方には、ありえないコスパとお味のクオリティを実現できますよ!

    ぜひ、試してみてくださいね。

     

    ⇨Tasty Tableの公式HPを見る

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